「あがる」ためには

局のゴールは和了

麻雀は局単位でいうと最速で「和了=あがる」ことができたプレイヤーが勝利となります。早上がりできれば点数はそれほど気にすることはないのです。時には、手を遅らせても高得点を目指す必要がありますが基本はスピード勝負となります。

そして和了するためには3つの形があり、和了するためには下記で紹介する3つの和了形のいずれかに該当する必要があります。

3つの和了形
  1. 4面子1雀頭
  2. 七対子
  3. 国士無双

1.4面子1雀頭

4面子1雀頭は麻雀における超基本形の和了形なので必ず覚えておきましょう。4面子1雀頭とは以下のような牌姿のことを言います。

4面子1雀頭

面子(メンツ)とは?

面子とは3枚(または4枚)一組の牌のグループのことを言いいます。面子の種類は全部で【暗順子】【明順子】【暗刻子】【明刻子】【暗槓子】【明槓子】の6種類となり、和了する為には6種類の面子のうち4つを揃える必要があります。※同じの種類の面子が複数入ってもOKです。

余談になりますが、「暗」の字は「配牌+ツモ」のみで揃えた面子のことを指し、「明」の字は、他家の捨て牌を利用した(副露・鳴いた)面子のことを指します。

6種類の面子の例
項目
順子 順子80% 明順子80%
刻子 2ソウ刻子80% 9ワン刻子80%
槓子 西槓子70% 9ピン槓子70%

雀頭(じゃんとう)とは?

雀頭は同種・同柄の牌が2枚になっている状態のことです。(雀頭の例:發対子80%東対子80%

麻雀牌は全部で34種ありますが、全ての種類の牌が各4枚あるので、全ての牌種が雀頭として使用することが可能です。ちなみに雀頭の事を、頭(あたま)と言ったり、対子(トイツ)といったりします。

※4面子1雀頭は基本の和了形ですが、最低1飜以上の役が無いと和了できないので注意しましょう。ちなみ後述で紹介する【七対子】や【国士無双】はそれ自体が役となるため和了が可能です。

2.七対子(チートイツ)

七対子はその名の通り対子(2枚一組)が7つあると成立する2飜の役となり、基本の和了形である4面子1雀頭に当てはまりません。牌姿の例は以下のようのなものとなります。

七対子

3.国士無双(こくしむそう)

国士無双は13種の么九牌(ヤオチューパイ)を全て揃え、そのうちの1種が対子になると成立する役満となります。こちらも七対子同様に基本の和了形である4面子1雀頭に当てはまりません。

国士無双

まとめ-「あがる」ためには

今回は、あがる為に必要な【4面子1雀頭】【七対子】【国士無双】を解説しました。基本の和了形を4面子1雀頭となりますが、役無しには注意しましょう。