先制リーチ!攻めの姿勢は重要
麻雀で攻めの姿勢はとても大切です。堅い守りで振り込みを避け続けるのも一つの手ですが麻雀は点数を取り合うゲームなので、いくら防御力が高くても相手から点数を奪わないとゲームに勝利することはできません。ということで今回は、麻雀で勝つために必要不可欠な攻めの姿勢と先制リーチの優位性について紹介します。特に麻雀初心者の方には是非実践していただければと思います。
ですが、テンパイしたらなんでもかんでもリーチをするのではなく幾つかのポイントがあります。それが、以下の3つ。
- 局序盤・中盤の先制リーチ
- 待ちの形はリャンメン待ち
- 点数が満貫以下
の3点となります。
リーチは積極的にかけよう では、和了=あがる為には、【4面子1雀頭】【七対子】【国士無双】これら3つの内のどれ …
局序盤・中盤の先制リーチ
麻雀において先制でリーチを仕掛けることは基本的に優位です。厳密に言うと先制でリーチするのではなく、他のメンバーよりもいち早くテンパイしていることが重要になってきます。ただし、相手がテンパイしていかどうかは、見えない部分になるので目安として局序盤・中盤の先制リーチとさせていただいています。
先制でテンパイしてリーチを仕掛ければ、相手をけん制することができ、結果的に相手の手を遅らせることができる場合があります。相手の手が遅れればその分自身の和了までのツモ回数が増えるので和了率があがります。
ですが麻雀は「おりる」ゲームではなく、和了を目指すゲームです。他のプレイヤーも当然和了を目指してきます。特に手役の価値(点数)が高いと、危険牌を切り出してもテンパイを狙ってきます。逆にいうと先制リーチをかけているのに、ガンガン危険牌を切り出してくるプレイヤーはそれなりの手役になっている可能性があります。
こんな時、自身の待ちの形が悪いと当然、負けてしまう確率も高くなってしまいます。そこで効果が発揮するのがリャンメン待ちです。
待ちの形はリャンメン待ち
これは、ただ単純に和了率の問題です。
麻雀の基本の待ちの形は【リャンメン待ち】【カンチャン待ち】【ペンチャン待ち】【シャンポン待ち】【単騎待ち】の5種類ですが、この中で圧倒的にリャンメン待ちが和了率が高いのです。復習になりますが、待ち牌の数を確認してみます。
待ちの種類と待ち牌の枚数 | ||
---|---|---|
リャンメン待ち | 8枚 | |
カンチャン待ち | 4枚 | |
ペンチャン待ち | 4枚 | |
シャンポン待ち | 4枚 | |
単騎待ち | 3枚 |
ただしリャンメン待ちだからと言って何でもリーチをかければいいというものでもありません。
これは他の待ちでも共通することですが、常に見えていない(ツモれる可能性がある)和了牌が何枚あるかを意識する必要があります。
例えばリャンメン待ちの待ち牌の最大数は8枚ですが、河や他家の副露によりすでに5枚の和了牌が見えていたら残りの和了牌は単騎待ちの3枚と同じです。一概には言えませんが、和了牌の枚数だけで見ればカンチャン待ちやペンチャン待ちの4枚で構えた方が和了率が高い可能性すらあります。
序盤・中盤のリャンメン待ちは基本的に先制リーチ!!ですがツモれる可能性がある待ち牌の数は常に意識するようにしましょう。
点数が満貫以下
これは、絶対条件ではありませんが、序盤・中盤でテンパイで満貫以上の点数が見込めるようならリーチをかける必要性は低くなります。というのも、「局序盤・中盤の先制リーチ」で紹介したように、リーチを宣言すると他家を警戒させ放銃率が下がります。
リーチを宣言するメリットの一つは手役の価値を上げることです。「リーチを宣言しなくても手役の価値が高いのであれば、わざわざテンパイを宣言して他家の放銃率を下げることは無い」という考え方となります。
もちろん、満貫の手でも跳満・倍満・三倍満・・・・とさらに高得点を目指す場合はリーチをかける必要がありますし、逆に本来リーチを宣言した方が良い序盤・中盤の1000程度の点数であっても、その1000点で逆転TOPを狙えるなら場合ならテンパイを他家に隠しておいた方が良いでしょう。ダマテンの場合は役が無いと和了できないのでダマテンでロンを宣言する場合は役が1つ以上あることを必ず確認しておきましょう。
まとめ-序盤・中盤の両面待ちは即リーチ
今回は、【序盤・中盤の両面待ちは即リーチ】について紹介させていただきました。自身の持ち点と他家の持ち点、局と本場・・・いろいろな状況によって左右されてしまいますが、リーチを【する】【しない】で悩んでしまう麻雀初心者の方は、テンパイするタイミングと待ちの形で判断し、積極的にリーチを宣言していきましょう。
リーチを宣言する場合は、残りの和了牌の枚数がどれだけあるか。そしてダマテンをする場合はちゃんと役があるかどうかを確認しておきましょう。