六飜(ハン)の役

たったの1つ!六飜の役

6飜の役はここで紹介する清一色(チンイーソー)ただ一つです。見た目も派手で役満を除き最も点数の高い役となりますが、初心者には少し敷居の高い役となります。

清一色(チンイーソー)・・・6飜/喰い下がり5飜

清一色(チンイーソー)は、1種類の数牌のみで和了形を作ると成立する6飜の役となります。副露すると喰い下がりで5飜となります。3飜で紹介している、ホンイツの上位役でホンイツでは使用できた字牌が清一色では使用できません。

打牌が、集めている1種の数牌以外の滅多切りになりがちで、ホンイツ以上に手役が読まれやすく、局終盤になるとかなり警戒されます。また、手持ちの牌が1種の数牌のみになるため、多面待ちになりやすく麻雀初心者は待ちが正しく判別できないこともしばしば・・・・

清一色6飜

ポイント
  1. 1種の数牌で和了形を作ると成立
  2. 副露すると喰い下がりで5飜

清一色、待ちの考え方

清一色の待ちは慣れればある程度すぐに分かるようになりますが、初心者にとってはその慣れるまでが少し大変です。ということで、簡単に清一色テンパイ時の待ちの考え方を紹介しておきます。

基本的には、キリの良い場所で手牌を【左1か所】【右1か所】区切ってあげると案外簡単に分かったりします。例えば、上記で紹介している清一色テンパイの牌姿だと、左から順に見ていくと1ソウの暗刻と2ソウの雀頭があるので、ここで分けて見ます。

清一色待ち1

するとリャンメン待ちの複合で258ソウが見えてきます。ですがここで安心してはいけません。必ず右側もキリの良い場所で区切って考えてみます。

右から牌姿を見ていくと789ソウが目に入ると思うので、ここで分けて考えて見ます。

清一色待ち2

区切った部分を右から見ていくと、清一色待ち3となりペンチャン待ちの3ソウの待ちが見えてきます。

結果、258ソウ3ソウの4面張であることがわかります。

考え方はいろいろなパターンがあって、暗刻を雀頭として考えて見たり、順子を抜き出して考える方法もあります。慣れるまでは少し大変ですが、慣れてくると直感ですぐに分かるようになります。清一色の待ちは練習あるのみです。